●執着の「得たい欲」、「避けたい欲」を使って、不安「感情」を揺さぶるコピーを書く方法~コピーは「執着」を利用する


■トイレットペーパーの奪い合いが勃発


「18ロールの
トイレットペーパー、ないねー」
 
 
隣のおばさんが言ってました。
 
 
消費税が上がるので、
隣のおばさんでさえ
走り回って、買いあさっています。
 
 
昨日、晩御飯を食べている時、
あなたは、テレビを見ながら
家族でバカにしてましたね。
 
 
5秒だけ想像してみてください。
 
 
今のままでは、
あなたは、はいつくばって、
トイレットペーパーを恵んでもらう、
そんな人間になってしまいます。
 
 
今のうちに
トイレットペーパーを
買っておけば、
2、3カ月、家族は安心です。
 
 
いくらなんでも3カ月もすれば
この騒ぎは落ち着きます。
今なら消費税も安いので
安く買えます。
 
 
それだけではありません。
 
 
近所の買えなかった
お年寄りなどに配ることが出来ます。
 
 
おばあさんが笑顔で
あなたに感謝します。
 
 
「足が悪いからさ。
買いに行けなかったんだよ。
ありがとう。」
 
 
「いいんだよ。家のあるから。」
 
 
気恥ずかしさもあります。
ぶっきらぼうに
あなたは答えます。
 
 
トイレットペーパーがある。
 
 
たったそんなことで、
人から感謝される、
うれしさ、充実感を
あなたは感じることができるのです。
 
 
ところが、
今何もせず、
このままだと、
トイレットペーパーがなくなります。
 
 
なるべく会社のトイレを使うように
家を早めに出て、
食事時間を気にするようになります。
 
 
バカにしていた隣のおばさんに
ヘラヘラと笑いながら
トイレットペーパーをねだる、
卑屈なあなた。
 
 
「いいのよー。
困ったときはお互い様だから」
 
 
隣のよしみで仕方なく渡す
つくり笑いのおばさんから
あなたはトイレットペーパーを
受け取ります。
 
 
近い将来、あなたは、
トイレットペーパーを物乞いしたいですか?
 
 
もし、
物乞いをしたくないのであれば、
お伝えしたいことがあるのですが、、、。
 
 
あなたの家の先を右に入ったところの
スーパーで
18ロールトイレットペーパーは
現在(AM9:56)で
在庫は43パックです。
 
 
日本中こんな状態なので
生産工場の都合で
次回、いつ入るか未定です。
 
 
開店は10時から
お買い求めは「今すぐ!」
 
 
追伸:
今、妻に聞いた話だと、
すでに店頭には年寄軍団が並んでいます。
着替えなくもいいので
今すぐ、取りあえず並んでください。
 
 
少し大げさに書きました。
 
 
私のコピーは下手ですが、
実際、現在何見ても、こんな感じですよね。
明らかに「不安」を盾にあおっています。
 
 
あなたも私も
お金はあるのに買えない、
買うものがなくなる、という状態に
不安を感じます。
 
 
特に、日用品という
個人の生活に直結したものなら
なおさらです。
 
 
しかし、
それだけ「直結」するからこそ、
いつでも買うことが出来る日用品で
取り合いが起こっているのです。
 
 
コピーライティングでは
まず最初に
「感情」を揺さぶることをします。
 
 
「感情」を揺さぶるとは
心理状態を「不安定」にすることです。
 
 
心理状態が
「不安定」にならなければ、
興味も示さず、
行動もしないからです。
 
 
今回は「感情」を揺さぶる
「執着」を揺さぶる方法に
ついてお話しします。
 
 
あなたが
執着を刺激するテクニックを使うと、
読んだ人は不安定になり
感情的になります。
 
 
そして、
感情的になった人は先を読みたくなります。
 
 
しかし、逆に
執着を刺激するテクニックを使わないと、
関心も興味も持たれず
すぐに別のサイトに行ってしまいます。
 
 
これから、
そのことをお話しします。
 
 
 
 

■申し訳ありません。
売り切れです。

 
 
この文章を書いているのは、
2014年3月末です。
 
 
4月に、5%から8%に
消費税が上がるため、
 
 
消費税が上がる前にと、
駆け込み需要の
パニックになっています。
 
 
注目度が高いため
視聴率が取れるのでしょう。
テレビも連日報道して「あおり」ます。
 
 
業界も組んでいるので、なおさらです。
 
 
それがまた
パニックを引き起こします。
 
 
高額商品だったり、
長期間使う耐久品であれば、
わからないでもないのですが
日用品で買占めが起こっているのです。
 
 
仏教では「執着」しないことを
「悟る」といいます。
仏教の「仏」は
「悟る人」という意味です。
 
 
お坊さんは
「執着」しない人になるため
修行してるんですね。
 
 
逆にいうと、宗教になるほど、
 
 
人間にとって
「執着」は
捨てられない「性(さが)」であり、
 
 
所有「できなくなる」こと、
所有しているものが「なくなる」ことは、
「不安」や「恐怖」そのものなのです。
 
 
執着には「欲」と
その反対側の感情である
「不安」「恐怖」があります。
 
 
執着は目に見えませんし、
形がありません。
そのため、
持っている確信を持つことは出来ません。
 
 
そのため
執着に関わることには
感情的に反応します。
 
 
 
 


■あなたが「盗んだ」ペンと、
あなたが「買った」ペン

 
 
もし仮に
あなたが「盗んだ」ペンと、
あなたが「買った」ペンが、
机の上にあったとします。
 
 
ペンとしては両方同じペンです。
 
 
この2本の違いは
あなたの所有権利があるか?ないか?の
違いです。
 
 
所有という考え方は
お互いが「誰のものだ」と認めることです。
そして、それを
「信用」することです。
 
 
そうしないと、
自分の所有を証明するため
いちいち殴り合いになります。
 
 
物の売り買いにおいて
実際には所有「権利」が売買されています。
その所有権利についてくるものとして
ペンなどがあるのです。
 
 
例えば、
銀行に預金すると、
データ上の、あなたのお金になります。
そのお金データの名義があなたである
というだけの信用です。
 
 
物に所有権利が付いているのであれば、
目の前にある2本のペンは
あなたのものです。
 
 
しかし、
片方は盗んだものです。
 
 
考え方が逆で
所有権利に物やサービスが付いているのです。
 
 
従って、
「あなたのものである」とは、
「信用」でしかないのです。
 
 
「『信用』だけが所有を表すもの?」
 
 
不安ですよね。
 
 
誰も信じてくれなかったり
勝手に持って行かれても
誰も認めてくれなかったり、
そんなことがあるかもしれません。
 
 
所有していても安心できない。
 
 
だからこそ、
執着するのです。
 
 
 
 

■包丁のメリットは
切れることではない理由

 
 
マーケティングには
「ベネフィット」という専門用語あります。
 
 
意味は、
買う人にとってのメリット(利点)です。
 
 
ベネフィットは、
その商品、あるいはサービスの
直接だけではなく、
体験後のメリットも含みます。
 
 
例えば、包丁であれば、
よく切れるだけでなく、
 
 
よく切れたので
新鮮な刺身を出すことが出来、
 
 
訪れた友達夫婦が
「おいしい」と言ってくれた、
「また食べたい」と言ってくれた、
そのうれしい気持ちを感じることが出来ます。
 
 
というのもベネフィットです。
 
 
このベネフィットとは、
包丁を買って得たい欲望のことです。
 
 
しかし、逆に
この包丁を買わなければ、
 
 
せっかく買った魚はきれいに
さばくことが出来ず、
友人夫妻の反応も今一つで、
 
 
連れの子供に
「スシロー、行きたい」と
言われる始末。
 
 
また、それを口止めする
友人夫妻の
「言っちゃったよ」みたいな感じ。
 
 
「こんなことなら、
あの包丁買っておけばよかった」
 
 
これが
包丁を買って避けたい欲望です。
 
 
そして、
「私は料理で喜ばす人」という
自分を守りたい欲望です。

 
 
すでに所有しているものに対して安心できない
つまり満たされていません。
どこまで行っても足りません。
それが執着です。
 
 
新しく買うことで
自分満たされない執着を満たしたいのですが、
買うことで執着を守ろうともしています。
 
 
 
 

■執着の
「得たい欲」、「避けたい欲」を使って、
読んでる人の不安「感情」を揺さぶる
コピーを書く方法

 
 
執着とはこだわりのことです。
 
 
こだわりとは、その人自身です。
自分自身への
私はこういう人であるという「信用」です。
 
 
自分が
自分を所有している信用が
執着です。
 
 
例えば、あなたが鉄道マニアだとします。
どこにいっても
誰と知識対決しても
負けたことがありません。
 
 
興味ない人にとっては
電車が何型だろうと、どうでもいいことです。
 
 
しかし、
あなたにとっては大問題です。
 
 
「私は鉄道の事なら何でも知っている人」
というあなた自身の信用に
関わることだからです。
 
 
信用がなくなれば
「私は鉄道の事なら何でも知っている人」
の所有権はあなたにありません。
 
 
この場合
あなたに売りたい
つまり、
あなたに所有してもらうためには
 
 
所有することで
「いいことがあるよ」
所有することで
「悪いことを避けられるよ」
 
 
と執着に対して
2方向からの揺さぶりを掛けます。
 
 
この場合でいえば、
この鉄道百科辞典50冊セットを買えば、
「私は鉄道の事なら何でも知っている人」という
あなたを増強することができます。
 
 

しかし、逆に
この鉄道百科辞典50冊セットを買わなければ、
「私は鉄道の事なら何でも知っている人」という
あなたを失うことになります。
 
 
こんなに少ない行だと、
執着に響きませんが
100行、200行と
「このようなこと」を書かれれば、
 
 
自分の「欲」を自覚するようになり、
逆の
自分の「不安」「恐怖」も
自覚するようになります。
 
 

ここでのポイントは
所有「すること」で
悪いことを避けられるよ
です。
 
 
所有「しないこと」で
悪いことを避けられるよ、
としてしまうと買う理由が
なくなってしまうので注意してください。
 
 
「避けたい欲」とは
買うことで自分の執着を
「守りたい欲」です。
 
 
長文の中にあると
わかりにくい場合もありますが、
コピーを読むと
こんな文面がよくあります。
 
 
(何々)すると、
(メリット)があります。
しかし、逆に(何々)しないと、
(デメリット)があります。
 
 
これが、執着に対して、
「得たい欲」、「避けたい欲」(守りたい欲)を使って、
 
 
読んでる人の執着への一貫性への
不安「感情」を揺さぶる
コピーの文体です。
 
 
あなたには、
「あなたが所有して得たい欲」、
「あなたが所有して避けたい欲」
があります。
 
 
あなたが
執着を刺激するテクニックを使うと、
読んだ人は不安定になり
感情的になります。
 
 
感情的になった人は先を読みたくなります。
 
 
しかし、逆に
執着を刺激するテクニックを使わないと、
関心も興味も持たれず
すぐに別のサイトに行ってしまいます。
 
 
それは、執着を、
その裏側から支えているのは
「失う事」への
「不安」と「恐怖」だからです。
 
 
人は「不安」「恐怖」に反応します。
 
 

「いいコンテンツだ」と思われたら、
人気ブログランキングに
投票をお願いします。
 
以下の「人気ブログランキングアイコン」を
「クリック」して投票してください。

「●執着の「得たい欲」、「避けたい欲」を使って、不安「感情」を揺さぶるコピーを書く方法~コピーは「執着」を利用する」への8件のフィードバック

  1. 浅葉さん、こんばんは! 
    カヤリンこと栢原です。

    人間が持っている「執着」を利用して
    相手の感情を揺さぶり、心を不安定にする手法は
    考えてみると、いろいろな場面で使われていますね。

    特に「情報商材」と呼ばれるもののセールスレターでは
    この手法が取り入れられている文章をよく見かけます。

    今後、セールスレターを見るときには
    どこに「感情を揺さぶる仕掛け」がされているのか
    探しながら見てみようと思います。

    応援クリックさせて頂きました。
    また遊びに来ます!

    1. こんにちは浅葉です。

      私の文章ではわかりやすく書きました。
      本物はもっと巧妙なので
      わかりにくいかもしれません。

      しかし、
      知識として知っているだけでも
      大分違うと思いますので
      気にしてみてみると面白いと思います。

      いつも、
      応援ありがとうございます。

  2. 浅葉さん、おはようございます。
    先日は、私のブログに訪問&応援してくださり
    ありがとうございました!

    浅葉さんにのような、
    専門的な知識のある方が、
    コメントをしてくださるなんて、
    正直、びっくりしました。

    浅葉さんの、サイトはすごい内容ですね。

    人がもっている「不安」と「恐怖」の心理を
    あおる文章が、人を刺激するんですね。

    きっと、わたしも今まで、
    刺激されて、いろいろ買ってきたのでしょうね。

    いままで、こういう観点で文章を書いたことが
    なかったので、参考になりました。

    自分で使えるようになるにはちょっと
    時間がかかりそうです^^;

    応援させてもらいます。

    1. こんにちは浅葉です。

      別の事から
      コピーライティングに興味を持ち
      いろいろ買い込んでしまいました。

      せっかくなので
      知識をシェアしたいと思い、
      このブログを立ち上げました。

      そのため
      少しだけ先行している立場で
      わかりやすい記事を書いていきたいと
      思っています。

      応援ありがとうございます。

  3. お世話になります、秋山です。
    先日はブログへのご訪問ありがとうございます。

    得たい欲だけについて触れるのではなく、
    避けたい欲について触れると効果が高まるという
    セールスレターに使えるテクニックですね☆

    応援完了しました。
    今後ともよろしくお願い致します!

    1. こんにちは浅葉です。
      そうです。
      感情を不安定にするのがポイントです。
      応援ありがとうございます。

    1. こんにちは浅葉です。

      トイレットペーパーの話は
      相当大袈裟でした。

      しかし、有名な会社が
      まじめな顔をしてやると
      本当に効きます。

      応援ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です