「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」丸岡いずみ(著)読書感想

「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」
丸岡いずみ(著)を読みました。
 
 

 
 
内容は、テレビ活躍中、
突然のウツ病の発症。
 
 
発症するまでの生活背景、
闘病生活、復帰の様子。
 
 
そして体験を通して
自分を見つめなおす様子が
描かれています。
 
 
ウツ病自体も丸岡さんには
効いたようですが
 
 
まず印象的なのが
ウツ病になったとを
受け入れられなかったこと。
 
 
それを象徴する言葉が
 
 
「『自分が自分でいる』、
それだけで精一杯です。」
 
 
です。
 
 
それまでの仕事の様子を読んでいると
忙しいながらも
幾多の山を越えてきた
自信があったのでしょう。
 
 
しかし、精神バランスを崩して
ウツ病になってしまった。
 
 
なのに恐ろしいことに
自分がウツ病であることを受け入れると
今までの自信を喪失することになるので
拒否してしまったのです。
 
 
たとえば、病院に通って
ウツ病の薬をもらっているにも
かかわらず、
 
 
その薬を飲まず、
自分で治そうとしたりする。
 
 
つまり、その薬を飲むことが
自分がウツ病にかかっていることを
認める行動なのでしたくないのです。
 
 
自分はウツ病にかかるような人間ではない
そのプライドが邪魔していました。
 
 
だから、治療より先に
ウツ病と自分を切り離すところに
時間がかかったようです。
 
 
私はエリートのプライドは
持ち合わせていませんが
 
 
自分はウツ病なんかになるほど
程度の低い人間ではない。
 
 
というプライドの旗を降ろすことが
できるのか?がどの精神疾患にも
重要なことです。
 
 
高い自己イメージを保つことは重要。
 
 
だけれども、それがバランスを
保っているのかを知ることも重要が
わかる本でした。
 
 
●追伸
 
 
丸岡さんの文章がよかったです。
 
 
自分を等身大に観察されていて
感情的にも深刻になりすぎず
ニュースキャスター文章です。

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