大人の読書感想文

■感想文トラウマ

夏の中盤になると、感想文。

なんて、気になります。

なりませんか?

宿題もないのに
学生時代のトラウマから
なのでしょうか?

この時期になると
「本を読まなければ」
と妙に気持ちが焦ります。

今回は
誰にも提出する必要がない
大人のあなたのための
読書感想文の書き方を
お話しします。

■9月締め切り

「9月には提出」

と学生の時には
締め切りがありました。

その上、
自分のためではなく
他人に読ませるための
感想文です。

言ってみれば、
提出のための文章で
感想を持ったふりをしただけ。

しかし、
大人になってからは
読書は締め切りが
目的ではなくなります。

読書は楽しみにもなりますし、
新しい知識を得る道具にも
なります。

それは、他人のためから
自分のためへと、
読書とあなたの関係性が
変化したからです。

当然、読書とあなたの関係が
変わったのですから
感想も変わるはず。

なのに、今になっても
月に何冊とか
年に何冊とか、

「読まなければならない」
を第一目的とした
締め切りありきの
読書をしていませんか?

■本はあなたなのに?

私の住んでいる秋田では
38度(2019/8/15)になりました。

私はこの現象を
「日本は変わった」
と捉えています。

つまり、
地球の気候が変わったことが
ハッキリわかった日、
と考えています。

なのに、ニュースを見ると
例年に比べてどうとか
過去のデータから
この高気温を紐解こうとします。

この私とニュースとの違いは

ニュースの視点は
ドンドン気温の平均値が上がっている
とデータ面から
一貫してレポートしています。

一方、私は、
私の状況からの希望で
そんな感想を持った
ということです。

だから、
「日本は変わった」ではなく
「日本に変わってほしい」
なのです。

なぜなら、私自身が変わりたいので
変化に対して
敏感になっているからです。

そう考えると
目に入り興味を持つのは、
あなたが敏感になっていること。

なかでも、
本はその最たるものです。

あなたの現状から
興味を持った本を選び
あなたは本を読んでいます。

ですから、
本屋に行って、
「これは?」
と引っかかるものは、

あなた自身の希望なのです。

■5段階の本との関係

本との関係には
5段階あります。

(以下、私が勝手に考えたもので
一般用語ではありません)

●1.傍観読書
●2.成り切り読書
●3.仮定読書
●4.勉強読書
●5.伝達読書

●1.傍観読書

傍観読書とは、
ただ読むだけ、
「何かやってるねー」のみです。

子供の読み方で
「面白かったー」
「楽しかったー」
みたいな読み方です。

●2.成り切り読書

成り切り読書とは、
主人公などになり切って、
同じ体験を味わうものです。

夢見るようなもので
自分から離れて
お気に入りの登場人物に
同化する読み方です。

●3.仮定読書

仮定読書とは、
「もし自分だったら?」
と自分に重ね合わせる読み方です。

ここから、
登場人物と自分は
違う他者であり、
他人を強く意識するようになります。

「もし自分だったら?」
と考えることから

読んでいるうちに
感極まって泣いてしまったり、
理不尽なことに怒ったり、

本の中のことなのに
感情移入が起こるようになります。

●4.学習読書

学習読書とは、
「もし自分だったら?」
をもう一歩進めた読み方です。

次の自問が現れ
「では、どうすればいいのか?」
と自分のケースに応用することを
考えるようになります。

本というと、一般的には

小説のような架空の物語、
体験からの考えを述べたエッセイ
(あるいは研究から
考えをまとめた論文)、
問題解決ノウハウをまとめた
ビジネス書、

の3種類を
思い浮かべます。

いずれの場合も
読書という体験を通じて
知識、あるいは考え方(知恵)に
影響を与えます。

ところが、自分の状況に
そのまま当てはまることは
まれです。

ですから、自分に取り込むためには
どうしても修正が必要になります。

そこまで考えるような読み方が
学習読書です。

●5.伝達読書

伝達読書とは、
4までの読書をすると

「いいことを
他の人に知らせたい」

と今度は発信側に立った
読み方に変わります。

ブログ、メルマガもそうですし、
FacebookなどSNSもそうです。

面白い話を聞くと、
家に帰って
奥さんに話すでしょう?

それと同じです。

ところが、人に話すためには
本の内容を理解するだけではなく
話を整理する必要があります。

「何を面白いとするのか?」
を決定し、

面白いところが決まったら
話の順序を組み替えていきます。

ですから、伝えるとは言っても
元ネタのある創作が半分です。

その創作の半分の部分は
あなたの視点からの
感想になるでしょう。

そして、
感想を伝える限界も
見えてきます。

この時点では
誰に話すか
誰にとって面白い話かを
意識する半面、

それ以外には
伝えられないだろうと
あきらめざるを得ないのです。

ブログだの
SNSだの奥さんだの
具体的にいいました。

しかし、
それ以前に想像の他者に対して
話すために読むように
だんだん読書は進化していきます。

5段階の読書は
私が勝手に命名しましたが
おそらく誰もが
無意識にしていることです。

5段階の読書をすると
3つの関係が見えるようになります。

それは
本、
読み手(あなた)、
他者、です。

読書とは、
本と読み手だけの関係だと思ったら
想像の他者が現れ、

トライアングルの関係の上で
読書行為はされているとわかるのです。

■他者から自分へ

読書はトライアングル関係である。

つまり、
本、読み手(あなた)、

そして、
読み手の想像する他者がいます。

この想像の他者が曲者。

次第に想像の他者に
カッコつけるためにと、

読書の目的が
流れてしまうからです。

俯瞰して全体が見えるように
なったのはいいのですが、

そのままでは
他者に見せる感想文のための
読書の範囲の中です。

ここから先は、方針転換して

自分のための読書感想文を
書けるようになることが
大人なのです。

自分のためとは何か?といえば、
本を選んだ時点に
立ち返るということ。

「なぜその本を読みたかったのか?」

本には興味をそそる
題名がつけられています。

しかし、
全く無視されるものが
ほとんどです。

なぜなら、無視された本には
あなたの現状が
反映されていなかったからです。

ビジネス書はわかりやすいのですが、
「夢実現脳のつくりかた」が
題名だとすれば、

あなたの現状は
「夢実現脳をつくりたい」
です。

だから、あなたのお眼鏡に
叶い購入して読むに至りました。

小説、エッセイの類は
題名というより
帯の小さな紹介なのかもしれません。

それを読んで、
自分の現状に近いと思えば、
あなたは読みたくなるはずです。

こだわりというほど
特定の内容に執着する場合、
必ず現状のあなたが
そこにはいます。

それを意識すれば、
おのずとその読書感想文は
自分に向けての文章となるでしょう。

■大人の読書感想文

あなたは自分一人だけでなく
様々な関係の中で生きています。

家族もあるでしょうし、
仕事もあるでしょう。

もちろん、
地球とのような
環境とも関係を持っています。

そのバランスの中で
ただ生きるだけではなく

自分はどうあるべきか?が
年を重ねるごとに

意識するしないに関わらず
テーマとしてクローズアップ
されてくるのです。

それにともなって、
本から学ぶのは、

他者に対して感想から
自分に対する感想です。

言葉を変えれば
自己評価なのでしょうか?

本を読むと様々な感想を持ちます。

しかし、よくよく読むと
他者に対しての感想ではなく
自分に対しての感想だと
気づくはずです。

本の選択や
内容への期待は
すべてあなたの欲望や
自己認識の裏返しです。

だとすれば、
先生に提出するのは
もったいないと思いませんか?

むしろ、
「あなたのことですよ」
と通知表を受け取るべきなのです。

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「大人の読書感想文」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。ランキングから来ました。本当に今年の秋田(自分も秋田市在住)は暑いですね。自分は、文章力がなく苦手ですが、ブログを始めようとしています。いろいろ参考にしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

    1. コメントありがとうございます。
      浅葉です。
      私も文章力がないので同じです。
      よろしくお願いします。

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