●「2つの人生」パターンは2つの選択肢に追い込むこと~コピーの基本構造は「2つの人生」パターンを知ること(2/X)


■ウォールストリートジャーナルの
セールスレターは
いまだに古臭い
「2つの人生」パターンを使っている。
(それは効果があるから)


「嘘みたい。
まだ、こんなコピー使ってるんだ」
 
 
メールソフトを立ち上げ、
メールを見ていると、
 
 
ウォールストリートジャーナルの
セールスレターが入っていました。
 
 
セールスレターとは
広告のメールのことで、
いわゆる、
ダイレクトメールのことです。
 
 
コピーライティングの本を読むと
ダイレクトメールを
セールスレターと表現しているので
専門家らしく表現を合わせましょう。
 
 
ウォールストリートジャーナルとは、
アメリカの経済専門新聞社です。
 
 
ニュースでよく見る
「ダウ平均」は
ウォールストリートジャーナル創業者の
チャールズダウさんが考案したものです。
 
 
新聞社の肩書は残っていますが、
今では、情報配信会社と言った方が
実態に合っています。
 
 
その発行された新聞、情報は
全世界に配信されています。
経済界ではとても権威のある新聞社です。
 
 
そのため
ウォールストリートジャーナルには
全世界規模の
膨大な顧客データがあります。
 
 
つまり、コピーを見ると
 
 
●狙っている客層
(つまり開拓余地のあるところ)
●その客層のニーズ分析
●セールスレターで
客層の「何」にアプローチしている
 
 
それが、わかります。
 
 
そのことで、何回か前にお話しした
何に「執着」を持った人に
「どういう」揺さぶりを
かけているのかがわかるのです。
 
 
ウォールストリートジャーナルは
資金力があります。
そして、文章スキルがあります。
 
 
そもそも
新聞記事自体がコピーみたいなものです。
新聞は記事を売っているのですから。
 
 
新聞社は、
その資金力、文章スキルを使って
一流のコピーライターを
判断することも、雇うこともできます。
 
 
「世界最先端のコピーか。
どんな売りこみしてくるのかな。」
 
 
ところが、
 
 
ワクワクして、
開けてみると、、、。
 
 
 
 

■今頃来た、
50年前に出された
手違いのセールスレター

 
 
ワクワクして、
世界最先端の情報企業
ウォールストリートジャーナルの
セールスレターを開けてみると、、、。
 
 
それは、
50年前に出された
手違いのセールスレターでした。
 
 
英語直訳文学調の
不自然な日本語です。
 
 
以下で、
セールスレターの一部を引用します。
見やすくするため改行を入れています。
 
 

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■ウォールストリートジャーナル
アメリカンドリームのデイリーダイアリー

 
 
親愛なる読者の皆様へ:
 
 
25年前の美しい春の夕暮れ時、
2人の若者が同じ大学を卒業しました。
 
 
彼らはとてもよく似ていました。
 
 
2人とも平均的な学生より
成績がよく品格もあり、
将来にむけ情熱的な夢に満ちていました。
 
 
最近、この2人は
25回目の同窓会で大学にやってきました。
 
 
彼らは相変わらずとてもよく似ていました。
 
 
2人とも幸せな結婚をしていました。
また、2人とも子供が3人いました。
 
 
判明したのですが、
 
 
2人とも卒業後は
同じ中西部のメーカーに勤めて
今もそこで働いています。
 
 
しかし違いもありました。
 
 
1人はその会社の小さな部署の管理職でした。
しかしもう1人は社長でした。
 
 

■何が違いを生じさせたのでしょうか?

 
 
人間の人生で
何がこのような違いを
起こさせるのかを
考えたことがありますか?
 
 
それは常に持って生まれた
知力、才能
はたまた、
献身でもありません。
 
 
片方が出世を望み、
もう片方が出世を望まなかった
わけでもありません。
 
 
違いは、
人々が知っていることと、
いかにその知識を活用したかに
起因します。
 
 
こんなわけで、
あなたやあなた方のような方々に向けて
ウォールストリートジャーナルについて
書いています。
 
 
これがまさにこのジャーナルの目的ですから。
読者に知識ービジネスで使える知識を提供します。
 
 

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ここで、引用終わりです。
 
 
「それは、
50年前に出された
手違いのセールスレターでした。」
 
 
というのは、私の間違いです。
 
 
コピーライティングの
本の例に書かれているような
あまりに古典的なコピーだったため
間違えてしまいました。
 
 

調査、分析して
今でも
このコピーが有効であるため、
 
 
世界最先端の情報企業
ウォールストリートジャーナルが
「あえて」送ってきたのです。
 
 
 
 

■「2人の人生」の違いは、
あなたの人生の
「2つだけ」の選択肢

 
 
ここでは、
●ビジネスで成功した人
●ビジネスでうだつの上がらない人
「2人の人生」を対比しています。
 
 
ビジネスで「失敗した人」ではなく、
「うだつの上がらない人」としているのが
うまいです。
 
 
何とか生活していて、
「うだつの上がらない人」ならたくさんいます。
人数でいえば、大部分でしょう。
 
 
「私のことだ」
 
 
そう思いませんでしたか?
私は「私のことだ」と少し思いました。
 
 
その中の「現状を何とかしたい人」が
ターゲットです。
「小さな部署の管理職」あたりです。
 
 
ここでのポイントは、
成功した人は知識を活用する人、
その知識の入手先は新聞を読むこと、
としているところです。
 
 
読み手に想像させたいのは
「成功した人」で
「新聞を買う人」ではありません。
 
 
と同時に、
「うだつの上がらない人」も
比較対象として、
想像させたいと考えています。
 
 
それで、読んだあなたに
「うだつの上がらない人」を
バカにしてほしい、
嫌ってほしいと意図しています。
 
 
そのうえで、
このセールスレターで
暗示的に示唆しているのは
 
 
この「2人の人生」は
「あなたの人生の事ですよ」と
揺さぶりをかけているのです。
 
 
「あなたの人生」と言われると
ドキッとしますね。
 
 
国や、会社ではなく
「あなたの人生」と個人に対して
揺さぶりをかけてきます。
 
 
「人生」という言葉を使うのにも
理由があって、
個人にとっては重たくて、
具体的なのです。
 
 
自分自身から
逃げることは出来ないですし、
人生の時間を戻すこともできません。
 
 
あなたも私も、
「何とか成功しなければ」と
考えています。
 
 
あるいは、
「成功したら」
こんなことできるだろうな
と想像します。
 
 
人に紹介されるときに
「こちらが、うだつの上がらない
浅葉さんです。」とか、
 
 
肩をたたかれて、
「よっ、現状維持!」とか、
 
 
葬式が終わった後の控室で、
出前の寿司の玉(ぎょく)を
参列に来た、笑ってる子供にとられて、
しょうがなく、他の物食べながら
 
 
「あいつ、結局ダメだったねー」とか
言われたくないです。
 
 
死んだあとはいいとしても、
生きてる間は
「不安」だったり、
「恐怖」だったりします。
 
 
まだ、「何かする時間」があるならば
なおさらです。
 
 
しかし、
「2つの人生」と聞くと
こんな疑問が湧いてきませんか?
 
 
「なぜ、『2つ』の人生だけ?」
 
 
「中西部のメーカー」を辞めて、
クリーニング屋を始めてもいいのです。
主夫になって、
子供の送り迎えをしてもいいのです。
 
 
それは、「2つの人生」の
2つの選択肢のうち、
予定された「ひとつ」を選択するように
追い込むためです。
 
 
次回は
「2つの人生」パターンの
構造についてお話しします。
 
 
 
 
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「●「2つの人生」パターンは2つの選択肢に追い込むこと~コピーの基本構造は「2つの人生」パターンを知ること(2/X)」への4件のフィードバック

  1. 浅葉さん

    こんばんは★
    いつも訪問&ランキングクリックありがとうございます^^

    選択肢の絞り込みも大事ですよね!
    以前、コピーライティングに関してそういったことも重要だというのは読んだことがあったのですが、繰り返し頭の中に叩き込まないと忘れてしまいます。

    また遊びにきますね〜★
    応援ランキングぽちしました!

    1. こんにちは浅葉です。

      自分で選択したように
      感じてしまいますね。

      いろいろ調べていて
      驚きました。

      応援ありがとうございます

    1. こんにちは浅葉です。

      「何かが引っかかるんですね。」

      同じように書く方になりたいです。
      応援ありがとうございます。

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