ちょっと詳しい人が、ひっかかるコピー書き方~あなたは知っていることが書かれているとひっかかる


 
 
「それはさー、つまりねー。」
 
 
参りました。

 
 
この1週間、
昼ごはんの時の話が同じです。
 
 
なんでも、革小物、
英語では、
ハンド・メイド・レザー・クラフトと
いうらしいのですが、
 
 
レザーグッズを作るのに
目覚めたらしく
ずーっと、その話です。
 
 
革の種類の話から、
革のなめし方から、
道具から、
その専門店の人との会話から、
値段から、
ブランドから、
あこがれの革細工の有名人から、
作るときの失敗談から、
 
 
ノンストップ。
止まりません。
話が尽きぬとは、このことです。
 
 
話題が豊富すぎて、
本人も自分の話したことを
聞き逃したようです。
 
 
NHKの朝のドラマのように
何回も「再放送」が入ります。
 
 
私も同じ分析思考タイプなので
人のことは言えないのですが、
 
 
あなたも、
こういうハマった人を
見たことがありませんか?
 
 
ここでは、仮に「Aさん」としましょう。
(私がAさんではないですよ)
 
 
「Aさん」の様子を思い出してみましょう。
 
 
Aさんが、一人でいるときに
ボンヤリした目で
専門雑誌に目を落とし、
ページをめくる様子。
 
 
あなたが、「相槌代わり」に聞いたことに対して、
真剣に考えて、答えるAさんの様子。
 
 
雑誌か、専門書か、どこかのサイトで
仕入れた知識をあなたに話す時、
雑誌の記事口調のAさんの話し方、
 
 
Aさんの顔の表情の変化、
Aさんの見えてるようにする手と指の動かし方、
 
 
しかし、そんな状態なのに
「私は冷静だ。」とAさんは思っている様子。
 
 
なるべく
あなたの評価を入れないように
そのままを、細かいところまで
Aさんを思い出してみてください。
 
 
そして、考えてほしいのですが、
 
 
Aさんが、読みたくなる文章を
もし、あなたが書くなら何を書きますか?
 
 
どうですか?
 
 
ヒントとしては、
Aさんは、相当「いっちゃって」ます。
 
 
たくさん本を読んでいて、
基礎知識は、すでにすべてクリア。
 
 
会社から家に帰ると
財布かなんかを作ってるみたいです。
 
 
「知識が欲しいだろうから
熟練のプロの秘技とか、インタビューかな?」
 
 
「技術は知っているだろうから、
デザインの事かなー?」
 
 
「革や道具にお金がかかるから安売り情報かな?」
 
 
引っかけたわけでもないのですが、
「何を書きますか?」と言われると
「書く内容」と思ってしまいますよね。
 
 
実は、内容自体は基礎的なことでも構いません。
 
 
Aさんは真っ盛り、真っ最中の「知りすぎた男」なので
彼の知らないことを探すのは難しいです。
 
 
その答えは、
「知っている前提で書く」ことです。
 
 
不思議な心理現象なのですが
知っていることは、
何回でも知りたいのです。
 
 
例えば、あなたがビートルズファンだとします。
 
 
だとすると、次の話を新聞で見たとしたら
その一文だけが浮き上がって見えるはずです。
 
 
「ポールがジョンに
トゥエンティフライトロックを聴かせた。」
 
 
これは、ビートルズファンの基礎知識で、
ジョンレノンとポールマッカートニーが
出会った時のエピソードです。
 
 
「それは、
クォーリーメンが教会で演奏した後の話ね」
 
 
「トゥエンティフライトロックって
エディコクランの曲だ」と
 
 
今の中学生に言ったって
「何それ?」
全然話になりません。
 
 
しかし、知っている人には、
「知っている話」が出てくると
うれしくてたまらないのです。
 
 
このテクニックを使っているのは
初心者を対象としたものではなく
専門的な商品が多いです。
 
 
この前
苫米地英人さんの情報教材のコピーを見たのですが、
おそらく初めて読んだ人は
何が書いてあるのか全くわからないはずです。
 
 
「内部表現書き換えの方法論」
「優位モーダルチャンネル」
「網様体賦活系」
「アファメーション」
「ダブルバインド」
「誤前提暗示」
「ウェルニッケ野」
「ブローカス野」
 
 
こんな専門用語が説明なしに
たくさん出てきます。
 
 
中でも
「内部表現書き換えの方法論」という文言は
一番最初のキャッチコピーに使われています。
 
 
その下に、厳しい顔で説明している
苫米地英人さんの写真が置かれています。
 
 
こんなこと書かれても何の商品かわかりません。
知らない人対象ではありえないコピーです。
 
 
このコピーを読むと
うれしくてたまらなくなるターゲットは
そのまま「苫米地英人ファン」です。
 
 
私は「苫米地英人ファン」ですので、
本で書かれている専門用語が出てくると
私は自分がだんだん
「ウキウキ」してくるのを感じました。
 
 
「あのことねー」
知っている自分がうれしいのです。
 
 
「自分だけ」が知っていると感じると「優越感」を感じます。
マニアの優越感ですね。
 
 
その「優越感」を繰り返し感じていると
 
 
「この商品の価値を理解できるのは私だけだ。」
「この商品は私のためのものだ」
「私が買わなければ、誰が買う」
「私が買うべきだ」と
 
 
次第に、「買わなくてはならない義務感」や
「選ばれた使命感」を感じるようになります。
 
 
ターゲットが初心者ではないので、
対象者の人数は少なくなりますが、
「自分の欲望に気づいている人」には効果的です。
 
 
あなたが興味を持っている
「コピーライティング」という言葉も
まだ一般的ではありません。
 
 
「コピーライティング」という言葉を知っていて
この文章を読んでいるあなたは、
一般の人に比べると文章に対して
先行していて、気づいている人です。
 
 
「お客様は100%読まない!」
「お客様は100%信じない!」
「お客様は100%行動しない!」
 
 
このフレーズは
基本書にはすべて書いてあります。
そして、本来コピーを書く人を戒めるためのものです。
 
 
しかし、
 
 
このフレーズを聞くと「ウキウキ」してきませんか?
 
 
「それ知ってる」と言いたくなりませんか?
 
 
ちょっと詳しい人が、ひっかかるコピーとは、
「知っている前提で書くこと」です。
それで優越感をくすぐりましょう。
 
 
 
 
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