アンカーリングを「悪毒」使うには?1~文章で読者のビリーフシステムに介入する方法3

少しこんなことを想像してみてください。
 
 
ゴールデンウイーク明け
5月の気持ちいい陽気になってきました。
 
 
あなたは会社に出勤しています。
 
 
5月のそんな日の
昼食の終わった午後いち、
会議室でのチームミーティングで
チームメンバー6人を前にして、
 
 
チームリーダーに
あなたは叱責されています。
 
 
「お前のやり方は『逃げ』なんだよ!」

 
 
『逃げ』と言われては
「卑怯者」と言われているような
「お調子者」と言われているような
「その場だけ」「考えなし」
見下されているような
悔しい感情を持ちます。
 
 
みんなの前でいわれて
まさに屈辱です。
 
 
その時、あなたは反発して
言い返したかもしれませんし、
言い返さなかったかもしれません。
 
 
「逃げ」だと言われれば。
 
 
では、その上司は
どんな方法なら逃げではない、
 
 
ここでは攻めの方法としましょうか、
 
 
正攻法だと言っているのでしょうか?
 
 
明確には何も言っていません。
 
 
ただ「~するのは、『逃げ』だ」と
決めつけているだけです。
 
 
つまり、あなたの行動に
感情を伴う関連付けを行い、
あなたを檻(おり)に
入れようとしています。
 
 
電気の流れている有刺鉄線を
あなたの言葉や行動のまわりに
張ったのです。
 
 
ここではあなたの意見や
考えは関係ありません。
 
 
正しい、間違っているも
関係ありません。
 
 
関連付けれた感情を
思い出させることが重要なのです。
 
 
次第に「上司」の感情を
知ってしまったことが
あなたの中の関連付けに影響を
与え始めています。
 
 
例えば、正しい方法だと思っていることが
あるとします。
 
 
しかし、それが上司からすれば
「逃げ」だと感じると知っているとすれば
どうでしょう?
 
 
それをしようと考えた瞬間、
さきほどの
電気の流れている有刺鉄線を
触ることになります。
 
 
メンバーの前で
「お前は逃げている」
 
 
そういわれると思っただけで
ビリビリと屈辱感をまた感じ、
 
 
することを躊躇したり
「この方法はやめておこう」と
別方法をさがそうとするかもしれまん。
 
 
少なくとも以前のようには
行動することはできるでしょうか?
 
 
「別方法?」
 
 
ところで結局、その上司は
あなたに何をさせたかったのでしょうか?
 
 
あなたの考えたことは「逃げている」と
評価されます。
 
 
評価しているのは?
 
 
そうです。その上司です。
 
 
つまり、別方法は上司が認める方法、
上司から逃げだと言われない方法です。
 
 
ですから、言葉にともなう感情の
関連付けを変えることで
考えや意見、そこから派生する行動に
柵をつくることができます。
 
 
結果、その評価をしている人の
方法しかできなくなります。
 
 
そのうえ、上司程度ではなく
もしあなたの憧れの人が
その檻を作ったとしたら?
 
 
もっと強力に
あなたを「しつける」ことができます。
 
 
文章中に「~するのは、
『(負の感情を思い起こす言葉)』だ」が
ある場合、
 
 
あなたを教育しようとしていると
考えてください。
 
 
負の感情を思い起こす言葉は
「甘えている」でもいいですし、
「それでいいのか」でもいいですし、
「そんなことするなんて、何様のつもり」でも
いいですし、
「それは本当の●●ではない」でも
いいですし、
 
 
反発を感じて、
そうなりたくない言葉がいいです。
 
 
「それは本当の●●ではない」などは
●●に入るのは抽象的な言葉いいですね。
 
 
「それは本当の『愛』ではない」
「それは本当の『やさしさ』ではない」
「それは本当の『慈悲』ではない」
 
 
誰も本当のことをわからないほど
広い意味の言葉がいいでしょう。
 
 
その場合、言った方が
評価の主導権をにぎることに
なります。
 
 
例えば、先の例では
もしあなたが上司より先に言えば
(言えれば?)
あなたが評価する側となり
主導権を握ることができます。
 
 
その時、上司は怒るでしょうが
その後の行動にあなたの作った
檻の中でしか動いていないことに
気づくでしょう。
 
 
あなたに「逃げている」と
評価されたくないからです。
 
 
言葉に感情を関連付けたほうが
「言葉の檻」をつくる主導になり
立場が上になります。
 
 
これはアンカーリングという
テクニックですが
もう少し次回にくわしく
お話しします。
 
 
 
 
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