読み手に伝わらなくする副詞の使い方~「とても」にご注意

「今日はとてもいい日でした」の
「とても」の品詞わかりますか?
 
 
答えは副詞です。
 
 
急に副詞と言われると
「なんだっけ?」と
わからなくなりますが、
一般的には程度を表します。
 
 
「とても」以外にも
「すぐに」「ときどき」
「もっと」「かなり」など
よく使われる言葉です。
 
 
しかし、この便利な副詞には弊害があります。

 
 
それは、
書き手にはよくわかり、
読み手には全く分かりません。
 
 
使ってはいけないとは言いませんが、
無意識に使ってはならない言葉なのです。
 
 
副詞の役割は
文章の内容を広げたり、省略したり、
調整役として活用することを
おすすめします。
 
 
例えば、スーパーの商品ポップで
「この商品、とても売れています」なんて
よくあります。
 
 
この文面は
売り場の狭いスペースだから、
このメッセージで十分なのですが、
文章だとこれでは説明が足りません。
 
 
「とても」の内容を
広げる必要があるわけです。
 
 
●何が「とても」なのか?
「とてもいい商品です」と表現しても
何がいいのかわかりません。
「何が」を説明しましょう。
 
 
●何と比較して「とても」なのか?
スーパーの全商品と比較して?
カテゴリーで売れている?
同じ味の競合商品に比較して?
 
 
●どのぐらい「とても」なのか?
数値がわかりやすいでしょう。
前年比20%増しで売れている
 
 
●どこで「とても」なのか?
全国平均は●●なのに、
東京都新宿区でそれを上回り売れている。
 
 
●いつ「とても」なのか?
年平均は●●なのに、
ひな祭りにそれを上回り売れている。
 
 
などなど「とても」の意味を
明らかにすると
文章も長くできますし、
文章の説得力が増していきます。
 
 
逆に文章の長さを調整したいときには
「とても」など副詞を活用することで
重要なことだけくわしく書き、
そのほかを短くすることもできます。
 
 
副詞はとても便利なのですが、
書き手にしか意味がわからないと
意識して使いましょう。

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