5W1Hを使ったオープンクエッション

オープンクエッションとは、
自由に答えることのできる質問方法です。
 
 
この質問方法の最もすばらしいところは、
 
 
オープンクエッションを使って問いかけると
反応することを強要することができること。
 
 
答えないという選択肢を
相手から奪うことができるのです。

 
 
文章は
意見が書かれているだけでは
読み流されてしまいます。
 
 
そこで、オープンクエッションを
途中に入れることで
 
 
「えーと、そう聞かれても、
何だったけかなー?」
 
 
と反応を引き出し、
文書に引き込むことができます。
 
 
たとえ
どんなに斜に構えた
ひねくれ野郎が読み手だとしても
 
 
「どうせ、あのことだろ」
 
 
という具合に
 
 
こちらの狙い通り、
どのみち考えて、
反応をするしかなくなります。
 
 
なぜ、余計とも思われる
オープンクエッションを
文章の中に入れると
ついつい読み手は引き込まれてしまうのか?
 
 
それは、
反応したことには
関心があると
錯覚してしまうからです。
 
 
本来は、興味や関心があって
反応は引き起こされます。
 
 
ところが、反応をすると
反応すべきこと、
 
 
つまり、
反応するに値する重大なことと
逆に認識されるのです。
 
 
テレビの公開放送を見ていると
最初に司会者が
 
 
「こんにちはー!」
 
 
と会場の観客に呼びかける場面があります。
 
 
それで、反応が薄いと
 
 
「あれっ、元気ないですねー。
こんにちはー!」
 
 
と無理に反応を強いるでしょう?
 
 
あれにも意味があって、
あいさつという
反応の行動をさせて
 
 
番組の傍観者ではなく
観客に参加者の自覚を持たせようと
しているのです。
 
 
すると、それからは
反応しないと
悪いような気になってきます。
 
 
また、後からそれを否定すると
自己矛盾が起こりますので
 
 
知らぬ間に観客には
いわば反応しなければならない
義務が課せられてしまう
というわけです。
 
 
そのような読むだけの状態から
文章の対話に引き込み
参加を促す
オープンクエッション。
 
 
では、文章の中に挿入する
オープンクエッションの方法とは
どうすればいいのでしょうか?
 
 
その簡単な方法は
5W1Hで問いかけることです。
 
 
5W1Hとは、
●when(いつor条件)
●where(どこで)
●who(だれが=人物)
●what(なにをした=行動)
●why(なぜ=理由)
●how(どのようにした=方法)
 
 
その質問を伝えたいことの前フリに
入れればいいのです。
 
 
ですが、
ただ「どうですか?」
と聞くだけでは、
 
 
聞かれた方が「何が?」
となってしまいます。
 
 
これでは、
答えようがありませんので、
少し条件や前提を
質問に入れてください。
 
 
すると、
範囲が狭まるため
 
 
「だとすると、そうだなあー」
 
 
と考えやすくなります。
 
 
そのことで、
より自ら考え、思い出し、
答えようとするのです。
 
 
●when(いつor条件)
 
 
では、何時に起きれば、
ビジネスパーソンは
最もパフォーマンスを上げられるのか?
 
 
では、どのような条件をクリアできれば
上昇トレンドに転じたと
判断できるのでしょうか?
 
 
●where(どこでor状況)
 
 
では、50代既婚男性の60%が、
4月の休日を過ごしたい場所は
どこでしょうか?
 
 
●who(だれが=人物)
 
 
では、今まで挙げた容疑者のうち
会社の業績をおとしめた犯人は
一体誰だったのでしょうか?
 
 
●what(なにをした=行動)
 
 
では、飛行中パイロットが
突然、倒れた時、
あなたは何をすればいいのでしょう?
 
 
●why(なぜ=理由)
 
 
では、なぜ5W1Hを使った
オープンクエッションは
人の興味を引き付けることができるのか?
 
 
●how(どのようにした=方法)
 
 
では、どのようにすれば
シニア世代は友達を作ることが
できるのでしょうか?
 
 
このような問いかけをしてから、
あなたの考えを述べれば、
いずれにせよ反応は生まれます。
 
 
例えば、こんな感じです。
 
 
あなたと同じ意見の場合、
「私の考えと同じだ、
いいこと言うねー」
 
 
あなたの意見と部分的に違う場合、
「ちょっと違うんだよねー」
 
 
あなたの意見と違う場合、
「何言ってんだ」
 
 
これらの反応が起こるのは
先に問いかけをしたことで
読み手は答えを持っているからです。
 
 
そのことで、読み手は
偏った自分の立場を
つくることになります。
 
 
そして、
答えを持っているということは、
 
 
自分の答えは正しい、
否定されたくない、
気持ちも持つことになります。
 
 
だから、
読み手は次に書かれていることと
答え合わせをしようとします。
 
 
しかし、読み手は書き手に話すことも
文章の中に飛び込んで、
書き直すこともできません。
 
 
もし、言いたいことがあるのに
言えなかったら
あなたはどうなりますか?
 
 
本当なら
「その通り、とてもいい意見だ」
「自分は違う意見だ」
「もっといい方法がある」
と言いたいのに言わせてもらえない。
 
 
そうです。
欲求不満になりますね。
 
 
違う意見ならなおさらです。
 
 
イヤな意見に
同意してしまった気持ちになります。
 
 
すると、どうなりますか?
 
 
文章の中の著者に
ひとり言を言っていませんか?
 
 
言葉に出さないにしても
読みながら頭の中で。
 
 
ブツブツ。
 
 
家族も気味悪がっています。
 
 
つまり、それが
感情的な読書です。
 
 
その時、あなたの意識は
文章の中に移動しています。
 
 
感情的とは
対象に対して感情を伴って
反応している状態です。
 
 
例えば、うれしいとか
悲しいとか、怒っているとかです。
 
 
そして、感情を伴って反応することには
注目しているため
意識の優先度が高くなります。
 
 
人間は名前(=Who)だけでなく
応答反応すれば
その元に注目します。
 
 
その間は対象に注目し
意識の中で優先度が上がります。
 
 
例えば、電話中には
対話の相手と自分以外のことは
どんなに重要であっても
優先度は下がります。
 
 
どうでもいいことでも
注目させれば
意識の中の優先度も変わるのです。
 
 
ですから、5W1Hを使った
オープンクエッションで呼びかけて
反応させ、
 
 
文章に注目させることが重要です。
 
 
孫悟空の話で
金角銀角のヒョウタンの話を
聴いたことありますか?
 
 
名前を呼んで
それに応えると
ヒョウタンに
吸い込まれて溶けていきます。
 
 
同じように
ヒョウタンの中に読み手の意識を
吸い込む必要があるのです。
 
 
それには
どうすればいいかわかりますか?
 
 
「何が?」
 
 
最初から読み直してください。





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