恐怖、文章リハビリ

実は、この夏こんなことがありました。
 
 
ちょっと文章を書くのを休んでいる間に
文章を書くための筋肉が退化して、
文章の筋萎縮性側索硬化症を
患ってしまったのです。
 
 
ホーキング博士と同じです。
 
 
現在、リハビリ中で
キーボードから文字を探す練習を
しています。

 
 
病気はウソですが、
 
 
このリハビリ体験すると
継続しない恐怖にさいなまれるように
なります。
 
 
怖くて書くことを止められなくなるのです。
 
 
これは本当のことです。
 
 
春から2カ月ばかり、
別のことをしていて
ほとんど文章を書かない時期がありました。
 
 
すると、文章が書けなくなりました。
 
 
大作家の書けないスランプといった
レベルの高い話ではありません。
 
 
もっと低レベルの問題で
 
 
とにかく、何も思い浮かばず
何もかもが面倒になり、
言葉通り、体が重たくなって
書けなくなってしまうのです。
 
 
書けなければ
どうしようもありません。
 
 
特に、何も思い浮かばなくなるのが
本当に困ります。
 
 
書くこと継続している間は
書くために物事を見ていたのに
休んでいる間に
物事の見方が変わってしまった。
 
 
脳の使い方が
変わってしまったということです。
 
 
だから何も思い浮かばなくなったのです。
 
 
では、そんな状態で
どうすればいいと思いますか?
 
 
方法は簡単です。
 
 
また書けばいいのです。
 
 
すこしづつ書き始めると
すこしづつ戻ってきます。
 
 
つまり、リハビリです。
 
 
ですが、今度はリハビリ恐怖を
感じるようになりました。
 
 
「休んだら、
できなくなるかもしれない」
 
 
その書けなくなる状態は
筋萎縮性側索硬化症と同じです。
 
 
車いすに乗って
ダランとして
そのままにしていると
さらに体が動かなくなってきます。
 
 
最後には、クマの人形です。
(博多人形でもいいですよ)
 
 
すると、「書けない」が怖くて
毎日書かなくてはと
追い立てられるようになってくるのです。
 
 
「練習を一日休むと自分にわかる。
二日休むと批評家にわかる。
三日休むと聴衆にわかる。」なんて
よくいいます。
 
 
これはピアニストの言葉なので
技術能力面についてと思われがちです。
 
 
ところが、
これはリハビリ恐怖について
語っているとも思えます。
 
 
このピアニスト、
サボったことがあるのでしょう。
 
 
だから、戻すのにリハビリをしたはずです。
 
 
そして、その時
リハビリ恐怖も知ってしまいました。
 
 
つまり、自己暗示ならぬ
自己脅迫の恐怖です。
 
 
自分で自分を脅す
「休むならリハビリ行ってもらおうか」に
心底おびえるようになってしまったのです。
 
 
このリハビリ恐怖は
文章を書く側からすれば
ありがたい恐怖でもあります。
 
 
しかし、「書くために書く」に
なってしまう危険があって、
バランスを崩す原因になるのです。
 
 
自己脅迫で書いたため
書かなくていいこと、
つまりは、
しょうもないことを書いていないか
見直しましょう。
 
 
リハビリはゾンビより怖い。

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