文章量感覚を鍛えると書くのが楽になる

■文章量感覚がなければ
文章は書けない

文章量感覚は重要です。

文章量感覚とは、
手持ちのアイデアから
出来上がった文章量の
イメージを持てること。

文章量感覚があるのかが、
文章が書ける人と
文章が書けない人の最大の違いです。

文章量感覚を身につければ
楽に余裕のある文章を
書けるようになります。

■あなたのアイデアは何文字?

「これだったら、
原稿用紙10枚ぐらい、
いけるなー」

文章を書ける人は
ひとつの文章に対して
書きたいアイデアを
いくつか考えて持っています。

それで、
「どのぐらい書けるだろう」
と予想します。

ですから、ブログで
2000字ぐらいの記事を
書きたいと思えば、

3つで埋まるなら3つ、
足りなければ4つと、

文章を書ける人は
アイデアの数を調整して
文章の構想を練ります。

逆にアイデア数が多すぎて
2000字を越えてしまう場合は
文字数に収まる範囲に
採用アイデアから選び絞ります。

これも文章量感覚が
あればこそです。

一方、文章量感覚がない人は
どうなのか?

書きたいことはあっても
そのアイデアが1000字になるのか
2000字になるのかわからず
(予想もせず)書いてしまいます。

その結果、

●思ったより
時間がかかったしまった

文章量の見込み違いは
ほとんどの場合、想定より
多く書かなけばならない
状況になります。

したがって、
思ったより時間がかかります。

●要素となる
話のバランスが悪くなる

例えば、

Aの話ー>700字
Bの話ー>100字
Cの話ー>200字

だとすると、後々、
バランスを見直す必要が発生します。

Cの話を中心に置きたいのであれば
Aの話を短くするか、
削って新しい話にするか
しなければなりません。

Aの話が面白いなら
考えを変えて、

Cの話を中心にするのをやめて
Aの話を中心に変える
方針転換もあるでしょう。

また、Bの話も短すぎるので
削った方がいいかもしれませんし、

話の順番を変えて
冒頭に持ってきた方が次の話に
つなげやすくなるかもしれません。

このように
文章量感覚があれば、
事前に検討できることが、

作ってみてから
こねくり回す手間が
余計に増えてしまうのです。

●無理に手持ちのアイデアを
引き延ばしてしまい
時間稼ぎならぬ
文字数稼ぎになってしまった。

内容ごとに適正な
文章の長さというものがあります。

ですから、

短ければ、
足りなくて伝わらない。

長ければ、
ダラダラして伝わらない。

ことが起こります。

もし500字分のアイデアしかないのに
2000字書こうとすれば、

残りの1500字は、
その場のソロのアドリブ
でしのがなくてはならないです。

そんな状況なのに
あなたに文章量感覚がないなら
それもわかりません。

しかし、
もし文章量感覚があれば、
文章の完成イメージが
事前に想像できるようになるのです。

■文章の終わりが見えなければ、
おぼれ死ぬ

文章を書ける人は、
事前に完成イメージが見えていて
そこに向かって作り上げていく。

文章を書けない人は、
完成イメージがなく
順々に書いていくしかできない。

これが文章を書ける人と
文章を書けない人の違いです。

ここでいう文章を書ける人とは
文章がうまいとは限りません。

しかし、文章量感覚を
持っていると強いです。

持っているアイデアから
大体の完成までのかかる時間、
文字数がわかります。

プールで泳いでいるようなもので
片道25mとわかれば
水の中で歩いてもいいし、

「とにかく、あそこまで」
と自分を奮い立たせることも
出来るでしょう。

一方、文章を書けない人は
大体の文章量がわからないので
海を泳いでいるようなものです。

どこを目指して、
どれだけ泳げばいいのか、
終いには力尽きて
おぼれてしまいます。

これが下書きの途中でとん挫して
ブログづくりを止めてしまう
原因です。

文章が出来上がって
ブログに載せて
悩むのならまだいいのですが、

とりあえずの文章もない状態では
話になりません。

人に相談するにも
相談された方も迷惑です。

私は今、小説を書いています。

思い付きで書き始めました。

小説なんて初めてですので、
あまり考えずに、

頭の中で見えている映像を
思いついた順に
文章に起こしています。

ところが、
そういう書き方をしていると、

予想以上に時間がかかり
文章量が予想より多かったり
少なかったりと
思ったように進みません。

思ったように進まないと
終わりが見えず
予想以上に進まないだけではなく
予想以上に疲れます。

ですが、自分の考えを書く文章
例えば、ブログだったりは、
完成までの作業時間も文章量も
大体事前にわかります。

終わりが見えるなら
そこに向かって書いていくだけです。

文章を書けない人の原因とは、
この終わりが見えないことが
ではないかと思うのです。

ですから、
文章量感覚を持っている人は
強いのです。

では、文章量感覚を養うには
どうすればいいのか?

■文章量感覚には写経

文章量感覚を養うには
書き写しです。

書き写しとは、
言葉通りのそのままで
書籍の文章を原稿用紙に
書き写すこと。

専門用語なのですが、
「写経」と言われる
ライティング練習方法です。

写経の本来の目的は、
文章量感覚を磨くためではなく
文章そのものの上達のためです。

そのため
私はライティング練習のため
書き写しをしていました。

ですが、途中から

「このアイデアは
原稿用紙1枚分ぐらいかな」

と感覚的に予想できるように
なってきたのです。

予想できるようになると
文章を書くこと自体が
楽になりました。

そのうえ、
今まで目の届かなかったところまで
考えられるようになりました。

楽になって
余裕が出来たわけですから
文章自体にセカセカさがなくなって
行間の感覚も生まれました。

私が小説で苦労しているのは、
今まで小説を写経したことが
ないからです。

主人公が電車で着き、駅に降りて、
コンビニエンスストアに立ち寄り、
家まで歩いていく状況の説明だけで
原稿用紙10枚分。

プリンターになって
永遠にプリントアウトしている
感覚です。

「長いなー」

と思って、はしょったら
主人公がどういう気持ちで
家に行こうとしているのか
わからなくなりました。

話が始まるところまで
行かない前に
そんなことです。

「これは大変だー」

と思ったのですが、
改めていろいろな小説を読むと

「長いなー」

と思った状況描写なのに
それ以上かけて
書かれているのです。

例えば、先ほどの私の小説の
原稿用紙10枚分なんて
書籍にすれば、
ページにして6ページぐらい。

そう考えると、
もっと書いてもいいぐらいです。

今まで多少、
小説を読んだことはありますが
それは読む感覚でしかありませんでした。

しかし、たった一本でも
小説の写経をしていれば
「長いなー」とは思わず、

「こんなもんだ」
と事前にわかったはずです。

迷いがなくなるだけでも
精神的な負担が軽くなります。

そこで、
文章量感覚を養う写経です。

ブログなど
あなたの意見を伝えるための
文章量感覚の獲得を目的とします。

準備するものは、

書籍、
原稿用紙、
ペン

の3つです。

書籍は、雑誌の連載が
まとめられたものがいいです。

というのは、
掲載枠が決まっていますので、
原稿用紙●枚分という依頼で
著者は書いています。

また、雑誌よりは書籍のほうが
1ページ当たりの文字数の調整が
少ないので文章量感覚のためには
つかみやすいです。

(ちなみに空白も文字と
考えたほうがいいと思います。

ぎっちり文字が埋まっている
文章なんてありませんし、
空白も重要な文字です。

しかし、空白であるだけに
媒体によって調整に使われるため
正確な文字数を調べる
必要はありません。

例えば、
一行20マスの原稿用紙と
2段組みの書籍では
1行当たりの文字数が違いますので、
消滅する空白に違いが生じます)

ということは、
全体量が決まっていて、

しかも、その中で話の展開を
バランスよく配分している
ことになります。

つまり、先ほどの
A、B、Cと話があった場合、

Aの話
ー>全体の4分の1
->原稿用紙換算●文字分

のようなことがわかります。

例えば、角田光代さんの
オレンジページでの連載が
書籍化されたエッセイシリーズ、

「~の散歩」などでは、
(~の部分、
時期により変わります)

雑誌の掲載スペースは1ページです。

(最近のオレンジページの号は
コロナの影響のせいか
短編小説になっています)

文字数にして、
スペースを入れて2000字前後。

ですから、
原稿用紙4~5枚分を
雑誌から
依頼されていると思われます。

それが書籍になると、
1ページ当たり、
原稿用紙1.5枚ぐらいで
600字前後になり、

ひとつの話が
書籍では3ページぐらいに
なります。

こういう文章量感覚が出来れば、
全体像もつかみやすくなるのです。

■ブログ記事で苦しむのはおかしい

書籍を写経すると
わかることがあります。

それは、
ブログ記事2000字なんて
そこらで売っている書籍の
3ページ分でしかないのです。

3ページなんて1分あれば
読めます。

なのに、
ヒーヒー苦しんでいるのは
おかしいと思いませんか?

つまり、
ブログ記事2000字を
書くなんて簡単なのです。

それが出来ないのは
文章量に対する体感が
ないからなのです。

時々、
プロ文章家でこんな文章があります。

クロワッサン(7/10号)
「今読みたい本、読むべき本」
で角田光代さんのコメント

>私が見ている
>「今」と「ここ」だけが、
>現実ではなくて、
>もっとたくさんの世界かあり、
>そこで生きている人たちがいると、
>体感として知ることができる。

私が勝手に改行しましたが
これが一文です。

長いでしょう?

私だったら、
3つぐらいにわけますが
それだと軽すぎて
威厳がないかもしれません。

分ける分けないだけでなく、
私と角田さんでは文章量感覚が
違うのです。

文章の肺というものがあって、
そこで呼吸できる

文章肺活量が、
角田さんみたいな
プロ文章家と私とでは違います。

私は水に顔をつけた瞬間
アップアップするのに
角田さんはプールの端から
端まで潜水が出来きます。

だから、余裕があって
長く重たい小説から、

雑誌のエッセイのように
軽いものまで
対応することができます。

文章量感覚を鍛えると
文章肺活量も増えます。

文庫本3ページで
2000字ぐらいの
文章量感覚を
持てるようになれば、

全く違う文章の世界が
目の前に広がっていくでしょう。

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