読解力を上げる方法

■読解力とは興味力

文章を読み取る力、
それは文章力にも影響を与えます。

読解力があれば、
様々な資料、書籍から
知識を吸収して組み合わせることで

より知見の深まった
文章を書くことが出来るからです。

逆説的に言えば、

知識が吸収できなければ、
文章力は上達せず
かわり映えのしない文章を
書くことしかできません。

では、
文章がうまくなるための
読解力を高めるには
どうすればいいのか?

それは、あなたの興味に
関係があります。

■読解力はテクニックではない

読解力を高めるためには
テクニックがあります。

●20分でも30分でも
毎日継続して読み、
読む体力、習慣の訓練をする。

●そして、文章の中で
まとまった塊ごとに理解していく。

その二つが読み解くための王道です。

しかし、それ以前に
あなた自身の興味を知ることが
読み解くためには重要です。

なぜなら、読解力を高められない原因は
あなたの興味と書かれた内容が
合っていないからです。

この前、
気づいたことがあります。

自分の興味のある
書籍を読むときには、
早く深く読むことが出来て、

読み終わった後、
内容について
ずっと考えていました。

ところが、それは
興味に傾いた読み方です。

例えば、向田邦子さんの
エッセイなら、話自体より
構成に興味がありますので

オチに向かって、
どんな構成になっているのか?
ばかりを読んでいます。

最近、好きな川端康成さんの場合は
小説の会話部分が面白いので、

状況説明は軽くすっ飛ばして読み
会話場面が現れるのを待って
読んでいます。

つまり、
書き手の伝えたいこととは違う、

読み手の興味のレンズで
大きく拡大されたものを
読み取っているのです。

この前「重版出来」という
漫画出版社の新人編集者ドラマを
見ました。

(アマゾンプライム会員になると
プライムビデオカテゴリーなら
日本ドラマを無料で
見ることが出来ます)

出版社、編集、漫画家の関係の中での
板挟みになる
新人編集者の奮闘を描いています。

日本ドラマにしては面白くて
一気に見てしまったのですが、

そのドラマでも
私が見ていたのは
新人編集者の奮闘ぶりではなく、
漫画家の苦悩です。

ですから、
ドラマの見せたいところとは
違うところに興味を持ち
そこだけを見ているのです。

■書き手の楽しいことを探す

あなたは本を選ぶとき
どうやって選びますか?

おそらく興味のある
内容を選んで買っているはずです。

ですが、
興味ある内容だからと言って
全部を読んではいないでしょう。

その中でも、
さらに興味のあるところにしか
理解する力を掛けていません。

学生時代の教科書が
面白くなかったのは
その内容に興味がなかったからです。

だから、読み取ることでもできず
理解も記憶もできませんでした。

興味あるところ以外に
力を使わなかったのです。

面白い本の時は
徹夜もいとわず、
一気に最後まで読み通し、

それだけではなく
同じ本を何回も読む経験をします。

先ほどの
読み慣れる訓練や
塊ごとに理解するなんて
簡単に乗り超える興味の力です。

ということは、
興味のコントロールが必要と
なりますが、

残念ながら
興味コントロールなんて
できません。

ですから、
読解力なんていう前に
ご自身の興味に
興味を持って欲しいと思います。

興味のある書籍は
読解力なんてなくても
ドンドン読めます。

ただし、
書き手の伝えたいこととは
違うことを読んでいると
自覚が必要です。

問題は興味のない書籍。

「仕事で必要だから」
「勉強で読まないと」

と興味のない本を理解するため
読解力を必要とする場合です。

まずは、興味はないけれど
読まされていると自覚すること。

そこで、自分を捨てて
書き手の興味、
書き手が書いていて楽しいことに
乗り移りましょう。

読むときに楽しいことがあるなら
書くときに楽しいことがあるはずです。

「ここは書いていて
楽しい」

それを探せば
書き手の興味に行き当たります。

読解力とは
書き手の興味に
興味を持つ力です。

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