長い文章を書きたい(3)~そのためには長文用構成に変える


 
 
前回、「パンダ、かわいかったー」は
動物園が必要、不必要のどちらの話にも
使うことができるところで終わりました。
 
 
なぜ、その話がどちらにも使えるか?というと

それは、一段下の話だからです。
 
 
それに対して、一段上とは、あなたの意見になります。
 
 
たとえば、
もしあなたの意見が「動物園が必要」なのであれば。
 
 
動物園に行く前日の夜、
娘が寝るときに「パンダ、かわいいかなー?」と
見ることを楽しみに言ったこと。
 
 
肩車して見ていると
「竹、食べてる。」と発見したこと。
 
 
動物園のベンチで焼きそばを食べながら
「パンダ、かわいかったー」と言ったこと。
 
 
帰りの自動車の中ではずっと寝ていたけれど
家に着くと緑にピンクの縁取りのパンダの絵を
描いていたこと。
 
 
娘が喜んでくれてよかった。
娘の成長を感じることが出来た。
家族で楽しむことが出来た。
そのことであなたも満足感を感じた。
 
 
だから、動物園は必要。
 
 
時系列なので日記調にはなりますが、
ソフトクリームのクリーム部分だけを
落として泣いた話とかもう少し色付けすれば
これだけでも原稿用紙10枚ぐらいは書けます。
 
 
逆に中国の山奥でのんびり暮らしているパンダを
無理やり連れてきて
檻の中に入れられているところを
家族で見て楽しんでいるっておかしいのではないか?
 
 
だから、「動物園は不必要」とも話を展開できます。
 
 
このようにあなたの意見次第で
一段下の話はどちらにも使うことができます。
 
 
つまり、文章の中で扱われる事実は
あなたの捉え方次第で意味が変わります。
 
 
一般的に、何かを証明するために
事実を裏付けに使います。
 
 
しかし、あなたが意味を与えなければ
事実には意味はないのです。
 
 
「Aさんが転んだ」
 
 
この事実を面白い話として扱うのか?
気の毒な話として扱うのか?
 
 
それは、一段上のあなたの意見に基づいた
解釈で意味が与えられます。
 
 
ただし、注意すべき点は
読ませるための文章を書いているので、
「あなたの読者」の
共感や同意を得る解釈の範囲であることです。
 
 
と同時に、
あなたの解釈に同意する顧客だけにするために
ふるいをかける効果もあります。
 
 
そのため事実の取り扱いには
両面を意識することが重要なのです。
 
 
長文を書こうと思うと、
どうしても文章量に気を取られます。
 
 
たしかに、頭も体も疲れるし、ツライし、
何枚書いたか?ばかりが気になります。
 
 
その結果、一文を引き延ばしたり、
ひとつ下の文章を意味を与えず並べるという、
「マス目かせぎ」の発想に立ってしまいます。
 
 
しかし、長文を書くためには
その発想こそを切り替えることがまず必要です。
 
 
「私の意見を伝えるために
こんな文章量になってしまった。」
 
 
それを目指して書いてみましょう。
 
 
それでは、具体的な練習方法をお話しします。
 
 
それは、
●ステップ1、慣れること。
●ステップ2、長文のための構成を考える
です。
 
 
繰り返しになりますが、
練習ですので他人に読まれない前提の文章です。
 
 
ここでは文章の質については言及しません。
とくかく、量について慣れることを目的とします。
 
 
●ステップ1、慣れること。
 
 
まず文章量について慣れてみましょう。
 
 
何か考えているテーマがあればそれについて
思いつく限り、書いてください。
 
 
誰かが言ったこと、どこかで書いてあったことも
ドンドンあなたが考えたように書いてください。
 
 
(人から聞いた話であること、
引用などは明記しないでください。
すべてあなたが思いついたこととして書いてください。)
 
 
この段階では「箇条書き」感覚でいいです。
 
 
また、その内容わかりやすくする「たとえ話」も
思いついたら書いていきます。
 
 
原稿用紙10枚分が一応の目途になりますが、
もちろん原稿用紙何十枚になってもいいです。
(手書きでなくパソコンでもいいです。)
 
 
もしテーマがない場合は、
好きな書籍(複数からでも可)から、
あなたの好きな箇所を
「抜き出して」あなたが考えたように書いてください。
 
 
この時に重要なのは「抜き出すこと」です。
 
 
ある章をそのまま書き写したのでは
まるっきり著者の考えですが、
抜き出すことであなたが介入することになります。
 
 
ここでのポイントは
書いた文章は読み返さない、
前後をつなげようとしない、ことです。
 
 
書いているとよくすることに
最初から読み返すことです。
 
 
それで前後がつながらないと悩み
時間がかかります。
 
 
それはステップ2でなんとかしますので、
前に書いた文章は隠して
ドンドン書いてみてください。
 
 
●ステップ2、長文のための構成を考える
 
 
ステップ1で書いたものを
はじめて通して読んでみます。
 
 
それで、一段上の結論になるようなことを
見つけます。
(ステップ1の時点で結論がある場合は
それでいいです。)
 
 
一段上の結論が決まったら
その結論に向かうために
使えそうな箇所と
使えない箇所を分けます。
 
 
それで話の順序を
並べ替えながら考えます。
 
 
コピーの鉄則では
1.顧客は読まない(興味、理由)
2.顧客は信じない(証明)
3.顧客は行動しない(その結果、反応する)
なので、
 
 
最初の方はあなたが興味を持った話を中心に
「これから何を書くか?」
「この文章を読まないと損する」ことを配置します。
 
 
つぎにあなたの結論を証明する話を配置します。
 
 
最後に、だからこの結論を知ったり、
この結論にから導かれる行動することが
読んでる顧客に必要、重要(あるいは緊急)で
あることを配置します。
 
 
これが出来ると、文章が足りなくなったとしても
部分のテーマが決まります。
 
 
もし足りなかったら、部分の結論をテーマとして
ステップ1と同じように思いつくことを書いて
ステップ2のように使える話を選択し、
並べ替えればいいのです。
 
 
出来たらまた全体的に読んでみます。
それで言葉遣いや文末など微調整します。
 
 
ちなみに冗談を書いてもいいですし、
脱線してもいいです。
 
 
ただし、冗談を書いている、
脱線している、
論理のこの部分を書いていると
つねに意識するようにしてください。
 
 
この方法であれば3日間で
結論までの筋道の立った長文が書けるようになります。
 
 
そして、
書籍を読むときの感覚も長文感覚になっていますので
情報の吸収力が増していきます。
 
 
また、SNSなどにコメントするときも
短文であっても、深く印象的なことを書くことが
出来るようになるでしょう。
 
 
それは、一段上の結論に基づいて
その細部の短文を書いていることになるからです。
 
 
ぜひ、あなたも今回紹介した
長文の練習方法を試してみてください。
 
 
 
 
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