脅迫コピー~3回メリットを書く方法

先日、脅迫されました。

メールが来て、
そこには私のメールアドレスと
パスワードが書かれています。

もし身代金を払わなければ
ハッキングするというのです。

実は脅迫文というのは
よくできたコピーです。

その証拠に
お金を払う人がたくさんいます。

では、このテクニックを
一般向けに使ったら?

そんなことが今回のテーマです。

メールの内容をかいつまんでいうと、

あなた(私のこと)が
ポルノサイトを見た際、
パソコンにマルウエアを仕掛けた。

パソコンからあなたを
ロックアウトすることも出来る。

見ていた動画と
ウェブカメラに写るあなたを
動画にして

あなたのパソコンにある
メールソフトの住所録に
登録されている
メールアドレスにバラまく。

もしそれがイヤなら
2日以内に
ビットコインで850ドル分
送金しろ。

翻訳ソフトを使ったと思われる長文で、
意味が通じる程度の日本語です。

少し調べたら
この脅迫メールは
9月末ごろに同じ文面で
大量に送信されているようです。

パスワードが書かれていたのは
驚きましたが、
今使っていないものです。

どこかで登録したのが
漏れたのでしょう。

今っぽいなと思ったのが
身代金がビットコインだということ。

日本円で送られても困るので
ビットコインなのかと
初めて仮想通貨の便利さを
身近に感じました。

そのうえ御親切にビットコインの
送金の仕方がわからなければ
googleで調べろと書かれています。

それほど変なところには
行っていないし
ウェブカメラはつないでいないので
私のイキ顔は映っていないはずです。

それほど心配はしなかったのですが、

念のため、パスワードを変更したり
二重認証に出来るところはして、
システムのウィルスチェックと
ファイルのバックアップもしました。

それだけで一日潰れてしまって
悔しいのでブログのネタに
使うことにしました。

脅迫状はコピーと考えると
デメリット強調型コピーです。

行動には
4つのパターンがあります。

●行動すると
メリットがある
ー>行動する。

●行動すると
デメリットがある
ー>行動しない

●行動しないと
メリットがある
ー>行動しない。

●行動しないと
デメリットがある
ー>行動する。

このうち脅迫文は
どれだと思いますか?

その通り。

●行動しないと
デメリットがある
ー>行動する。

だから、相手の要求を呑んで
身代金を支払ってしまう
というわけです。

「なぜ、行動の4パターンなのに
行動しないが入っているの?」

それも「行動しない」という
行動だからです。

脅迫文で
典型的なのが誘拐でしょう。

ーーーーーーーーーーー
お宅の娘さんは預かった。

返して欲しければ
1000万円支払え。

もし払わなければ
娘の命はない。

また連絡する。
次の連絡を待て。
ーーーーーーーーーーー

脅迫文では
娘の命をデメリットの面から
表現します。

1000万円払わなければ
娘は死ぬ。

それを
娘の命をメリットの面から
言い換えれば、

1000万円払えば
娘は助かる。

つまり、

●行動しないと
デメリットがある
ー>行動する。

は、

●行動すると
メリットがある
ー>行動する。

の言い換えでもあるのです。

これからわかることは
メリットとデメリットは
表裏一体であり言い換えです。

では、メリットとデメリットが
表裏一体であることが
わかったからといって、
どう使えばいいのでしょうか?

それは同じことを
言いたいときに
表現を変えて
言うことができます。

短いコピーでは

●行動すると
メリットがある
ー>行動する。

の一番基本パターンで
構成されています。

ところが、
長いコピーの場合
問題が起こります。

人間の記憶の問題です。

長い文章を
読んでいるうちに
忘れてしまうのです。

例えば、この記事の最初では
何が書かれていましたか?

「何だっけ?」

そうでしょう。

答えを言えば
脅迫メールが来たことが
書かれています。

そのように
たった100行も違えば
簡単に忘れられてしまうのです。

だから、長文コピーの鉄則では
「3回同じメリットを書け」
と言われています。

ですが、だからといって
全く同じことを3回書いても
読み手に飽きられてしまうので
表現を変えて書く必要があります。

そこで、この

●行動すると
メリットがある
ー>行動する。

の言い換えが

●行動しないと
デメリットがある
ー>行動する。

であることを使うのです。

人間おかしなもので
同じことでも
言い方が変わると
大きく印象が変わります。

それを利用しましょう。

「3回同じメリットを書け」の
原理での使い方は、

1.行動するとメリットがある
2.行動しないとデメリットがある
3.行動するとメリットがある

の順番にすると効果的です。

1.で行動した後の
将来像をイメージさせて、

2.で行動しないことでの
デメリットを伝えることで
パニックやショックを与え、

3.で、改めてメリットを繰り返すと
「そりゃそうだよなー」と
説得されやすくなるのです。

2を挟むと、3に行くころには
読み手はもう1のことを
忘れています。

それに2ではデメリットが
強調されているので
気持ちは脅迫されているような
ネガティブに傾いています。

ですから、
3の時点の印象としては

デメリットからメリットになり
「じゃあ、やってみよう」
と気持ちが前向きになるのです。

脅迫文は不安をあおるコピーです。

コピーを考える場合、
読み手のメリットから考えるのが
重要です。

ですが、同時に、そのメリットの
デメリット側から見た脅迫表現も
必要になります。

というのも不安が
行動を決心させる
最大の要因であるからです。





記事内容が「よかった」と思われたら、
人気ブログランキングに
投票をお願いします。

投票方法は、
以下の「人気ブログランキングアイコン」を
「クリック」してください。


(1日1回投票出来ます。)


■メールマガジン読者募集中


以下のリンクからご登録ください。

->メールマガジンへのお申し込みはこちらから