まあまあ、そう怒らずに。
今はいろいろあるので、
なにかと情報を変えることがあります。
情報というと一番身近なのが
携帯電話、スマートフォンの電話帳ですね。
この前思ったのが、
文章を書いて読み手に伝えることは、
読み手の情報の書き換えです。
つまり、読み手の電話帳の情報を
変えるようなものなのです。
ということは、
もし、あなたが結論が考え付かないのだとしたら
読み手にして欲しい情報の4大パターンのうち、
どれになるのか?意識することが重要になります。
それがハッキリしないと
読み手は自分の電話帳に対して
「何をすればいいのか?」わからないので
影響を与えることができないからです。
その4大パターンとは、
●検索
●追加
●更新
●削除
です。
電話帳でいうと、以下のとおりになります。
●検索は、電話帳から名前を探して
電話をかけるなり、メールを作るなりすることです。
●追加は、気になる女の人と知り合いになったら
苗字だけとか男名前にして登録することです。
●更新は、
冒頭、あなたが「面倒クセー」と怒ったことです。
実際に面倒な
元ある情報の一部を変えることです。
●削除は、
「もう、あいつとは会わない」
悲しい別れとともに
電話帳から名前を消し去ることです。
さて、ここであなたが文章に書きたい結論は
どのパターンでしょうか?
●検索パターン
「自分を見つめなおしてください。」
このパターンはエッセイなどによくありますが、
結論としては最悪です。
あなたは「ほのめかす」だけで
読み手に結論を考えさせることが結論になっています。
これでは、あなたの結論は伝わらず
読み手は勝手に考えてしまいます。
読み手は自分の中から外に出ず、
ずっと自分の中を探し続けるだけだからです。
しかも、読み手の何も変えません。
あるとしたら、
読み手の中の今まで気がつかなかった部分を
見つけてもらうことですが、
読み手を変える結論としては弱いです。
「それを見てどうするの?」という疑問で
終わってしまうからです。
検索パターンは文章の導入部分で使うと
読み手の現在と文章を
関係つけることが出来ますので
効果があります。
例えば、
「こんなことありませんか?」のような質問から入ると
読み手は自分の体験を思い出します。
(記憶の中を検索するということです。)
そのことで、共通のスタート地点を作り
文章の中を一緒に歩いてもらいます。
検索パターンは結論には向きません。
まず、読み手の何かを変える、
影響を与えることを結論としましょう。
●追加パターン
「~すれば、更によくなるでしょう。」
このパターンは
読み手の考えに不足があるので
「これも必要ですよ。」という結論です。
つまり、相手のもとある考えに
あなたの考えを混ぜることです。
これを繰り返すと次第に
あなたの結論の割合が増えていきます。
継続した関係があるときは
ソフトに読み手を変えることが出来ます。
また、読み手の不足部分を意識させる効果もあります。
例えば、メールマガジンはこのパターンが多いです。
●更新パターン
「こちらのほうが重要なのです。」
このパターンは、あることについて、
読み手の現在の考えは間違っていて、
あなたのほうが正しい。
だから、「あなたの考えに変えなさい。」という結論です。
これが結論としては最高パターンです。
「悪いか?正しいか?なんてわからない。」
その通りです。
確かに何事にも悪いも正しいもありません。
ただ、あなたの見方であるだけです。
しかし、文章の結論部分で
「~だと思う。」「~かもしれない。」では
読み手はわからないです。
(結論以外の部分では
この表現を使ってもいいです。)
「~です。」など言い切ってしまう。
つまり、
「私の意見だ!」と言い切ってしまうことが結論です。
そして、「読み手の考えを変える」ことです。
同意するか?拒否するか?は
読み手がその後、判断しますので
心配しなくても大丈夫です。
●削除パターン
「~反対!」
今よくあるのが
「安保法案、反対!」ですね。
反対はいいのですが、
読み手としては、「じゃあ、どうするの?」が
残ったままになります。
これでは不十分なので、その後に
あなたの考えた
「では、どうすることが正しいことなのか?」を
提示することが必要です。
さあ、どうでしたか?
あなたの文章の結論は
読み手の情報に対して
何をしたいのでしょうか?
結論4大パターン
●検索
●追加
●更新
●削除
のうち、「何をしたいのか?」決めて
文章を書くことが重要です。
記事内容が良かったと思われたら、
あなたの投票で
たくさんの人にこの記事を届けることが
出来ますので、
人気ブログランキングに
投票をお願いします。
(毎日1回投票出来ます。)
投票方法は、
以下の「人気ブログランキングアイコン」を
「クリック」してください。